こんにちは!茨城県常総市を拠点に、茨城県において混載配送、共同配送などの運送業を承っております藤田商事株式会社です。
宅配便は多くの方が知っている配送方法の1つですが、物流業界には宅配のほかに路線・共同配送・直送・チャーターの5種類があるのです。
それぞれメリットやデメリットはありますが、運送業の基礎知識として知っておく必要があります。
今回は、初心者向けにチャーター便と共同配送の違いをご紹介します。
チャーター便
チャーター便とは、荷主や倉庫がトラックを丸々1台貸切り、工場や倉庫などから出荷された荷物を別の地点へ運ぶ方法です。
トラックの中は荷主の荷物だけという状態のため、引き取りや配達時間、ルートを自由に選べ、比較的柔軟な対応が可能です。
また、目的地まで直接向かうため輸送時間を削減でき、1度に大量に荷物を運ぶ場合にはコスト削減できますが小口の場合は割高傾向にあります。
商品は、仕分けなどの手間がないことにより破損リスクを抑えることが可能です。
そのため、美術品や工芸品などの壊れやすいものやニオイの強いもの、動物、高額な荷物など小口でも破損を避けたい場合に適しています。
共同配送
共同配送は業界では共配と呼び、複数の荷主が同じ配送先の荷物を積載し共同で特定の業者が配送する方法です。
また、複数の物流企業・事業者が協力して集荷や配送、配達を行う方法もあります。
共同配送は物流業界のあらゆる問題からCO2の削減効果まで、多くの課題を解決できる方法として注目されているのです。
例えば、1台のトラックに複数の物流企業の荷物を一括積載・配送できるため積載率が向上し、必要な燃料や人手を抑え配送コストを削減できます。
しかし、共同で配送しているため、新たな荷物が増えたり配送先が増えたりするなど予定外の配送には対応できません。
また、荷物が完全に自社の管理下にはないため、荷物の追跡が難しいのが他の配送方法とは異なる点です。
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